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Sun Java Enterprise System 2005Q1 インストールガイド 

第 11 章
コンポーネントの起動と停止

この章では、インストールと設定がすんだ Sun JavaTM Enterprise System (Java ES) コンポーネントを起動および停止する方法について説明します。ここで説明する手順を実行することで、コンポーネントが正常に動作するかどうかを確認できます。

この章で説明する内容は、次のとおりです。


前提条件

この章で説明する手順を実行する前に、第 10 章「インストール後のコンポーネントの設定」に記載されているインストール後の設定作業をすべて完了しておく必要があります。


Java ES コンポーネントの起動シーケンス

Java ES を起動するには、特定の順序でコンポーネントを 1 つずつ起動します。まず、Directory Server が提供する基本的なサービスと Web コンテナ (Web Server または Application Server) を起動します。Java ES は、インストール中にこれらのサービスの実行可能インスタンスを作成します。Portal Server と Access Manager は Web コンテナ内で実行されるため、Web コンテナを起動すると、これらのサーバーも起動されます。

Java ES コンポーネントセット全体を起動するための一般的なシーケンスは、次の表に示すとおりです。左側の列は起動手順の実行順序、中央の列は作業の内容、右側の列は作業の実行手順が解説されている場所をそれぞれ示しています。

表 11-1 Java ES の推奨起動シーケンス  

順序

実行するタスク

説明の場所

1

Directory Server を起動します。

 

A. Directory Server を起動します。

「Directory Server の起動」

B. 管理サーバーを起動します。

「管理サーバーの起動」

C. サーバーコンソールを起動します。

「Console Server の起動」

2

使用する Web コンテナを起動します。Access Manager と Portal Server が、インストールされている場合には起動します。Communications Express も、インストールと設定がすんでいれば起動します。

 

Application Server を起動します (Message Queue も起動)。

「Application Server インスタンスの起動」

Web Server を起動します。

「Web Server Administration Server とインスタンスの起動」

IBM WebSphere Server を起動します。

このサーバーに関しては、サードパーティの資料を参照してください。

BEA Weblogic Server を起動します。

このサーバーに関しては、サードパーティの資料を参照してください。

3

Access Manager を起動します。

「Access Manager の起動」

4

Portal Server Secure Remote Access を起動します。

「Portal Server Secure Remote Access ゲートウェイの起動」

5

Instant Messaging を起動します。

「Instant Messaging サーバーとマルチプレクサの起動」

6

Messaging Server を起動します。

「Messaging Server の起動」

7

Calendar Server を起動します。

「Calendar Server の起動」

8

Directory Proxy Server を起動します。

「Directory Proxy Server の起動」

Java ES コンポーネントセット全体を停止するときは、このシーケンスと逆の順序で行います。

Java ES コンポーネントがデフォルトでインストールされる場所は、Solaris オペレーティングシステムと Linux オペレーティングシステムでは異なります。そのため、この章で説明する手順では、便宜上プレースホルダでインストール場所を表すことにします。たとえば、AccessManager-base という表記で、Access Manager のベースインストールディレクトリを表します。


ヒント

この章で示す例のほとんどは、デフォルトの情報に基づいています。設定時に指定したインストール値や設定値がわからない場合は、例に示されている値を試してください。



Access Manager の起動と停止

Access Manager の起動と停止のメカニズムは、実行先の Web コンテナの起動と停止のメカニズムの一部です。また、Directory Server にも依存しています。インストールと設定のあとに Sun Web コンテナと Access Manager を起動する方法については、以下の節を参照してください。

ここで説明する手順では、amserver というコマンドを使用して、Web コンテナがすでに実行している状態で Access Manager を起動および停止します。

Access Manager の起動
  1. Web コンテナが実行中であることを確認します。
  2. コマンド行で、AccessManager-base/bin ディレクトリに移動します。
  3. 次のコマンドを入力して Access Manager を起動します。
  4. ./amserver start

  5. Access Manager プロセスが実行されていることを確認します。
  6. 例:

    Solaris の場合: /usr/bin/ps -ef | grep SUNWam
    Linux の場合: /bin/ps -ef | grep identity

    次の値が返されます。

    Solaris の場合: /opt/SUNWam/share/bin/amunixd -c 58946
    Linux の場合: /opt/sun/identity/share/bin/amunixd -c 58946

Access Manager のログインページへのアクセス
  1. 次の URL を指定して、デフォルトページにアクセスします。
  2. http://web_container-host:port/amconsole

    Access Manager のログインページが表示されます。

  3. ログインします。
  4. Access Manager へのログインが成功することにより、このソフトウェアが正常に配備されていることを確認できます。デフォルトの管理者アカウントは、amadmin です。

Access Manager の停止
  1. Web コンテナが実行中であることを確認します。
  2. コマンド行で、AccessManager-base/bin ディレクトリに移動します。
  3. 次のコマンドを入力して Access Manager プロセスを停止します。
  4. ./amserver stop

  5. 上記の手順 4 に記述されているコマンドを使用して、Access Manager プロセスが実行されていないことを確認します。


管理サーバーとサーバーコンソールの起動と停止

ここでは、管理サーバーとサーバーコンソールの起動と停止の手順について説明します。詳細については、『Sun Java System Administration Server Administration Guide』 (http://docs.sun.com/doc/817-7612) の「Starting and Stopping Administration Server」を参照してください。管理サーバーは Directory Server に依存しています。

管理サーバーの起動
  1. 次のコマンドを入力します。
  2. Solaris: /usr/sbin/mpsadmserver start
    Solaris 以外の場合: サーバールートディレクトリに移動して、./start-admin を入力します。

  3. 管理サーバープロセスが実行中であることを確認します。
  4. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep admin-serv/config

    ./uxwdog -e -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

Console Server の起動
  1. 必要に応じて $DISPLAY 変数を設定し、ホストでサーバーコンソールを表示します。
  2. 管理サーバープロセスが実行中であることを確認します。
  3. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep admin-serv/config

    ./uxwdog -e -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

    ns-httpd -d /var/opt/mps/serverroot/admin-serv/config

  4. 次のコマンドを入力します。
  5. Solaris: /usr/sbin/mpsadmserver startconsole
    Solaris 以外の場合: サーバールートディレクトリに移動して、startconsole を入力します。

  6. サーバーコンソールプロセスが実行中であることを確認します。
  7. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep console

    /usr/lib/saf/ttymon -g -h -p mycomputer console login:-T sun -d /dev/console -1

サーバーコンソールの停止
  1. サーバーコンソールを停止するには、グラフィカルインタフェースを終了します。
  2. サーバーコンソールが実行中でないことを確認します。
  3. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep console

管理サーバーの停止
  1. 次のコマンドを入力します。
  2. Solaris: /usr/sbin/mpsadmserver stop
    Solaris 以外の場合: サーバールートディレクトリに移動して、./stop-admin を入力します。

  3. 管理サーバーが稼働していないことを確認します。
  4. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep admin-serv/config


Application Server の起動と停止

Application Server はドメインとして設定されます。インストーラはデフォルトの管理ドメインを作成して、デフォルトのポート番号 4849 を設定します。この Application Server インスタンスを使用するには、このインスタンスを起動してから、管理用にグラフィカル管理コンソールを起動する必要があります。詳細については、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 管理ガイド』 (http://docs.sun.com/doc/819-1551?l=ja) の「概要」の章を参照してください。Application Server を起動すると、Message Queue も起動します。

Application Server インスタンスの起動
  1. コマンド行で、ApplicationServer-base/bin ディレクトリに移動して、次のコマンドを入力します。
  2. % asadmin start-domain --user admin-id --passwordfile path_to_admin-password_file domain-name

    オプション部分には、インストール時に指定した値を入力してください。サーバーが起動中であることを通知するメッセージが表示されます。

    ドメイン domain1 を起動しています。お待ちください。ログは install_dir にリダ イレクトされます。

    起動プロセスが完了すると、さらに次のメッセージが表示されます。

    ドメイン domain1 が起動しました

  3. Application Server プロセスが実行中であることを確認します。
  4. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep appservd

    ./appservd-wdog -r /SUNWappserver -d /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/a

    appservd -r /SUNWappserver -d /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/admin-se

    appservd -r /SUNWappserver -d /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/admin-se

    /SUNWappserver/lib/Cgistub -f /tmp/admin-server-4f378e6f/.cgistub_4816

    /SUNWappserver/lib/Cgistub -f /tmp/admin-server-4f378e6f/.cgistub_4816

    /SUNWappserver/lib/Cgistub -f /tmp/admin-server-4f378e6f/.cgistub_4816

    ./appservd-wdog -r /SUNWappserver -d /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/s

    appservd -r /SUNWappserver -d /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/server/

    appservd -r /SUNWappserver -d /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/server/

管理コンソールへのアクセス

管理コンソールにアクセスするには、ブラウザに次の URL 形式を指定します。https://localhost:port

Application Server をインストールしたホストで管理コンソールを実行している場合は、ホスト名に localhost を指定します。ブラウザが別のシステム上にある場合は、localhost の代わりに Application Server ソフトウェアを実行しているシステムの名前を指定します。port 変数には、インストール時に割り当てられた管理ポート番号を指定します。インストール時に割り当てられるデフォルトのポート番号は 4849 です。

例:

https://mycomputer.example.com:4849

管理コンソールのログイン画面をご覧ください。


Application Server のインストール、ドメイン管理サーバー、およびサーバーの個々のポート番号と概念の詳細については、『Sun Java System Applications Server Enterprise Edition Installation Guide』 (http://docs.sun.com/doc/819-0218) で説明されています。


Application Server の停止
  1. コマンド行で、ApplicationServer-base/bin ディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドを入力して Application Server インスタンスを停止します。
  3. ./asadmin stop-domain --domain domain1

  4. Application Server が稼働していないことを確認します。
  5. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep appservd


Calendar Server の起動と停止

Calendar Server は Directory Server に依存しています。

Calendar Server の起動
  1. sbin ディレクトリに移動します。
  2. Solaris の場合: /opt/SUNWics5/cal/sbin
    Linux の場合: /opt/sun/calendar/cal/sbin

  3. 次のコマンドを入力して Calendar Server を起動します。
  4. ./start-cal

  5. Calendar Server プロセスが実行中であることを確認します。
  6. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep cal

    /opt/SUNWics5/cal/lib/cshttpd -d 3

    /opt/SUNWics5/cal/lib/enpd -p 57997 -c config/ics.conf

    /opt/SUNWics5/cal/lib/csadmind

    /opt/SUNWics5/cal/lib/csnotifyd

Calendar Server のグラフィカルインタフェースへのアクセス

Calendar Server で指定している LDAP ディレクトリにすでにデータがプロビジョニングされている場合は、Calendar Server にログインできます。ブラウザで、http://hostname.domain[:port] という形式で Calendar Server にアクセスします。

例:

http://mycomputer.example.com:89

初回ログイン時に、Calendar Server はデフォルトカレンダーを作成します。Calendar Server にログインすることにより、インストールが成功したことを確認できます。

Calendar Server の停止
  1. sbin ディレクトリに移動します。
  2. Solaris の場合: /opt/SUNWics5/cal/sbin
    Linux の場合: /opt/sun/calendar/cal/sbin

  3. 次のコマンドを入力して Calendar Server を停止します。
  4. ./stop-cal

  5. Calendar Server が稼働していないことを確認します。
  6. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep cal


Communications Express の起動と停止

Communications Express は Web ベースの通信クライアントで、アドレス帳、メールクライアント、およびカレンダーからなっています。Web ブラウザの Web アドレスフィールドに次の URL を入力すると、Communications Express にアクセスします。

http://WebContainer-host:WebContainer-port/URI path

各オプションの意味は次のとおりです。


Directory Proxy Server の起動と停止

UNIX タイプのすべてのシステムで、サーバーが 1024 未満の番号のポートで稼働している場合は、ルートとしてログインします。1024 以上の番号のポートで稼働している場合は、ルートまたはサーバーの管理者アカウントとしてログインします。Directory Proxy Server は管理サーバーに依存しています。

Directory Proxy Server の起動
  1. DirectoryProxyServer-base/dps-instance-name に移動します。instance-name は通常はホスト名です。たとえば、デフォルトのディレクトリは次のとおりです。
  2. cd /var/opt/mps/serverroot/dps-host1

  3. 次のコマンドを入力して Directory Proxy Server プロセスを起動します。
  4. ./start-dps

  5. Directory Proxy Server プロセスが実行中であることを確認します。
  6. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep dps

    ./ldapfwd -t /var/opt/mps/serverroot/dps-or03/etc/tailor.txt

Directory Proxy Server の停止
  1. DirectoryProxyServer-base/dps-instance-name に移動します。instance-name は通常はホスト名です。たとえば、デフォルトのディレクトリは次のとおりです。
  2. cd /var/opt/mps/serverroot/dps-host1

  3. 次のコマンドを入力して Directory Proxy Server プロセスを停止します。
  4. ./stop-dps

  5. Directory Proxy Server が稼働していないことを確認します。
  6. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep dps


Directory Server の起動と停止

Directory Server がクラスタの一部である場合は、論理ホストのアクティブノードで作業していることを確認してください。Directory Server には依存関係がありません。

Directory Server の起動
  1. Directory Server を起動するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
    • Directory Server 5.2 がデフォルトバージョンである場合:
    • Solaris の場合: /usr/sbin/directoryserver start
      Linux の場合: /opt/sun/sbin/directoryserver start

    • Directory Server 5.2 がデフォルトバージョンでない場合:
    • Solaris の場合: /usr/sbin/directoryserver -useversion 5.2 start
      Linux の場合: /opt/sun/sbin/directoryserver -useversion 5.2 start

  2. Directory Server プロセスが実行中であることを確認します。
  3. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep slapd

    ./ns-slapd -D /var/opt/mps/serverroot/slapd-host1 -i /var/opt/mps/serverroot/slapd-host1

Directory Server の停止
  1. Directory Server を停止するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
    • Directory Server 5.2 がデフォルトバージョンである場合:
    • Solaris の場合: /usr/sbin/directoryserver stop
      Linux の場合: /opt/sun/sbin/directoryserver stop

    • Directory Server 5.2 がデフォルトバージョンでない場合:
    • Solaris の場合: /usr/sbin/directoryserver -useversion 5.2 stop
      Linux の場合: /opt/sun/sbin/directoryserver -useversion 5.2 stop

  2. Directory Server が稼働していないことを確認します。
  3. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep slapd


Instant Messaging サーバーとマルチプレクサの起動と停止

Instant Messaging サーバーが起動すると、Sun Java System Instant Messenger クライアントはこのサーバーに接続します。Instant Messaging サーバーを停止すると、すべての接続が閉じ、クライアントはすべて切断されます。インスタンスごとの設定で、有効にする対象をマルチプレクサのみ、サーバーのみ、または両方のコンポーネントのいずれかに指定できます。Instant Messaging は Directory Server と Web Server に依存しています。


Messaging Server クライアントの起動および Windows オペレーティングシステム上のサーバーについては、『Sun Java System Instant Messaging 管理ガイド』 (http://docs.sun.com/doc/819-1487?l=ja) を参照してください。


Instant Messaging サーバーとマルチプレクサの起動
  1. InstantMessaging-base/sbin/ ディレクトリに移動します。
  2. 例:

    Solaris の場合: cd /opt/SUNWiim/sbin
    Linux の場合: cd /opt/sun/im/sbin

  3. 次のコマンドを入力して、Instant Messaging サーバーとマルチプレクサプロセスを起動します。
  4. ./imadmin start

  5. Instant Messaging プロセスが実行中であることを確認します。
  6. ./imadmin check

    /../lib/multiplexor -c ./../config/iim.conf

    ...

    /usr/j2se/bin/java -server -Xmx256m -cp ¥      ./../classes/imserv.jar:./../classes/im

Instant Messaging の停止
  1. InstantMessaging-base/sbin/ ディレクトリに移動します。
  2. 例:

    Solaris の場合: cd /opt/SUNWiim/sbin
    Linux の場合: cd /opt/sun/im/sbin

  3. 次のコマンドを入力して、Instant Messaging サーバーとマルチプレクサプロセスを起動します。
  4. ./imadmin stop

  5. Instant Messaging プロセスが実行していないことを確認します。
  6. ./imadmin check


Message Queue の起動

Message Queue サービスの中心となるのは Message Server です。Message Server は、1 つまたは複数のブローカを利用してメッセージルーティングとメッセージ配信のサービスを行います。imqbrokerd コマンドを実行すると、ブローカが起動します。

Message Queue Message Server ブローカの起動
  1. MessageQueue-base/bin ディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドを入力して Message Queue Message Server ブローカを起動します。
  3. ./imqbrokerd

  4. ブローカプロセスが実行中であることを確認します。
  5. 例:

    Solaris の場合: /usr/bin/ps -ef | grep imqbrokerd

    /bin/sh /usr/bin/imqbrokerd

    Linux の場合: /bin/ps -ef | grep imqbrokerd

    /bin/sh ./imqbrokerd


Messaging Server の起動と停止

Messaging Server の start-msg ユーティリティは、Messaging Server のすべてのプロセス、または任意に指定した 1 つのサービスを起動します。どのサービスを起動するかは、設定パラメータを有効または無効にすることで制御できます。Messaging Server は Directory Server および Administration Server に依存しています。

Messaging Server の起動
  1. MessagingServer-base/sbin ディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドを入力して Messaging Server を起動します。
  3. ./start-msg

  4. Messaging Server プロセスが実行中であることを確認します。
  5. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep SUNWmsgsr

    表示されるプロセスは、使用するように設定されている Messaging Server 機能によっ て異なります。

    /opt/SUNWmsgsr/lib/enpd

    /opt/SUNWmsgsr/lib/stored -d

    /opt/SUNWmsgsr/lib/popd -d 5

    /opt/SUNWmsgsr/lib/imapd -d 5 -D 6

    /opt/SUNWmsgsr/lib/mshttpd -d 5 -D 6

    /opt/SUNWmsgsr/lib/dispatcher

    /opt/SUNWmsgsr/lib/job_controller

    /opt/SUNWmsgsr/lib/tcp_lmtp_server

    /opt/SUNWmsgsr/lib/tcp_smtp_server

    /opt/SUNWmsgsr/lib/tcp_smtp_server

    /opt/SUNWmsgsr/lib/imsched

    /opt/SUNWmsgsr/lib/watcher

Messaging Server の停止
  1. MessagingServer-base/sbin ディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドを入力して Messaging Server を停止します。
  3. ./stop-msg

  4. Messaging Server プロセスが実行していないことを確認します。
  5. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep SUNWmsgsr

    実行中トランザクションが完了するまで待機する必要があるため、一部の Messaging Server プロセスは停止まで数分かかることがあります。

Messenger Express へのアクセス

Messenger Express は Web ベースの電子メールプログラムで、このプログラムを使用すると、エンドユーザーはブラウザから自分のメールボックスにアクセスできます。Messaging Server で指定している LDAP ディレクトリにすでにデータがプロビジョニングされている場合は、ブラウザからログインできます。http://hostname.domain[:port] という形式で Messenger Express にアクセスします。

例:

http://mycomputer.example.com:80

LDAP ディレクトリにまだプロビジョニングされていない場合は、admin として、設定時に入力したパスワードを指定してログインできます。


Portal Server デスクトップへのアクセス

Portal Server の起動と停止のメカニズムは、実行先の Web コンテナ (Sun Java Systems またはサードパーティ製) の起動と停止のメカニズムの一部です。また、Directory Server、Access Manager、および Access Manager SDK にも依存しています。インストールと設定のあとに Sun Web コンテナ、Access Manager、および Portal Server を起動する方法については、以下の節を参照してください。

Portal Server は、Access Manager 管理コンソールを使用して管理されます。Access Manager 管理コンソールを開く方法については、「Access Manager のログインページへのアクセス」を参照してください。

エンドユーザー Portal Server Desktop にアクセスする手順は、以下のとおりです。

Sun Web コンテナから Portal Server デスクトップへのアクセス

ブラウザに次の URL を指定して、サンプルデスクトップを表示します。

http://server:port/portal

サンプルデスクトップを表示することで、Portal Server が正常に配備されていることを確認できます。

モバイル装置の場合は、次の URL を使用します。

http://server:port/portal/dt

BEA WebLogic から Portal Server デスクトップへのアクセス

新しいブラウザに次の URL を指定して、サンプルデスクトップを表示します。

http://beaweblogic-host:port/portal

サンプルデスクトップを表示することで、Portal Server が正常に BEA WebLogic に配備されていることを確認できます。

IBM WebSphere から Portal Server デスクトップへのアクセス

新しいブラウザに次の URL を指定して、サンプルデスクトップを表示します。

http://ibmwebsphere-host:port/portal

サンプルデスクトップを表示することで、Portal Server が正常に IBM WebSphere に配備されていることを確認できます。


Portal Server Secure Remote Access の起動と停止

Portal Server の Secure Remote Access コンポーネントにはブラウザ用にセキュリティ保護されたリモートアクセスが備わっているため、リモートデバイスの JavaTM テクノロジ対応ブラウザから、ポータルのコンテンツやサービスにアクセスすることができます。ゲートウェイコンポーネントは、リモートユーザーごとにインタフェースを確立して、内部の Web サーバーとアプリケーションサーバーからのコンテンツを安全に配信します。Portal Server Secure Remote Access は Portal Server、および Access Manager または Access Manager SDK に依存しています。

Portal Server Secure Remote Access ゲートウェイの起動
  1. ゲートウェイコンポーネントをインストールし必要なプロファイルを作成したあとに、次のコマンドを実行してゲートウェイを起動します。
  2. /gateway-install-root/SUNWps/bin/gateway -n default start

    default は、インストール時に作成されたデフォルトのゲートウェイプロファイルです。あとで独自に新しいプロファイルを作成し、そのプロファイルを指定してゲートウェイを再起動することもできます。

  3. 次のコマンドを実行して、指定したポートでゲートウェイが動作しているかどうかをチェックします。
  4. netstat -a | grep port-number

    デフォルトのゲートウェイポートは 443 です。

Portal Server Secure Remote Access の停止
  1. 次のコマンドを入力してゲートウェイを停止します。
  2. /gateway-install-root/SUNWps/bin/gateway stop

    このコマンドを実行すると、指定したホスト上で動作中のすべてのゲートウェイインスタンスが停止します。

  3. 次のコマンドを実行して、指定したポートでゲートウェイが動作していないかチェックします。
  4. /usr/bin/ps -ef | entsys


Sun Cluster ソフトウェアの停止と再起動

Sun Cluster ソフトウェアは他のコンポーネントのように起動または停止されることはありませんが、再起動時に非クラスタモードに変更することでソフトウェアを停止することは可能です。操作方法については、『Sun Cluster System Administration Guide for Solaris OS』 (http://docs.sun.com/doc/817-6546) を参照してください。


Sun Remote Services Net Connect の起動と停止

SunSM Remote Services (SRS) Net Connect は、有効化後 3 分以内に自動的に起動されます。30 分後には、レポートを生成できるようになります。

SRS Net Connect が適切に機能していることを確認する方法については、『Sun Remote Services Net Connect 3.1.1 Activation Guide』 (http://docs.sun.com/doc/819-0619) の第 2 章に記載されている「Testing the Installation」を参照してください。


Web Server の起動と停止

Web Server をインストールすると、管理サーバーインスタンスと Web Server インスタンスという 2 つのサーバーインスタンスがデフォルトでインストールされます。Web Server には依存関係がありません。

Web Server Administration Server とインスタンスの起動
  1. コマンド行で、WebServer-base/https-admserv ディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドを入力して Web Server 管理プロセスを起動します。
  3. ./start

  4. WebServer-base/https-hostname.domain に移動します。
  5. 次のコマンドを入力して Web Server インスタンスを起動します。
  6. ./start

  7. 2つの Web Server プロセスが実行中であることを確認します。
  8. 例:

    /usr/bin/ps -ef | grep SUNWwbsvr

    ./webservd-wdog -r /opt/SUNWwbsvr -d /opt/SUNWwbsvr/https-admserv/config -n http

    ./webservd-wdog -r /opt/SUNWwbsvr -d /opt/SUNWwbsvr/https-host1.example.com

    webservd -r /opt/SUNWwbsvr -d /opt/SUNWwbsvr/https-admserv/config -n https-admserv

    webservd -r /opt/SUNWwbsvr -d /opt/SUNWwbsvr/https-admserv/config -n https-admserv

    webservd -r /opt/SUNWwbsvr -d /opt/SUNWwbsvr/https-host1.example.com/config

    webservd -r /opt/SUNWwbsvr -d /opt/SUNWwbsvr/https-host1.example.com/config

管理サーバーのグラフィカルインタフェースへのアクセス

ブラウザで、http://hostname.domain:adminport という形式で管理サーバーのグラフィカルインタフェースにアクセスします。

例:

http://host1.example.com:8888

ログインすることにより、インストールが成功したことを確認できます。

Web Server Administration Server とインスタンスの停止
  1. コマンド行で、WebServer-base/https-admserv ディレクトリに移動します。
  2. 次のコマンドを入力して Web Server 管理プロセスを停止します。
  3. ./stop

  4. WebServer-base/https-hostname.domain に移動します。
  5. 次のコマンドを入力して Web Server インスタンスを停止します。
  6. ./stop

  7. Web Server プロセスが実行していないことを確認します。
  8. 例:

    ps -ef | grep SUNWwbsvr


次の手順

この章を終えると、インストールと設定を終えたコンポーネントが正常に機能することの確認が完了します。これでコンポーネントの管理に進むことができます。以下のマニュアルは、その作業を始めるうえで役立ちます。



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