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第 2 章 Sun N1 System Manager のインストール、設定、および使用この章では、N1 System Manager の準備、インストール、設定、および実行時の処理を行う大まかな手順を示します。この章では、一連の流れに沿ってそれらの作業を説明しますが、実際にはその多くは並行して行うことも、独立して行うこともできます。 この章で説明する作業は、次のとおりです。 N1 System Manager のインストールと設定この節では、サイト計画から Sun N1 System Manager ソフトウェアのインストールと設定までの大まかな作業の流れをフローチャートで示します。また、各作業の概要と、関連するマニュアルや作業手順を示します。 この章では、次の内容について説明します。 N1 System Manager サイトの準備作業の流れ次の図に、サイト計画から Sun N1 System Manager ソフトウェアのインストールと設定までの大まかな作業の流れを示します。 図 2–1 N1 System Manager サイトの準備作業の流れ
管理サーバーに以前のバージョンの N1 System Manager がインストールされている場合は、すでにインストールされているバージョンにあったアップグレード手順に従ってください。
まだ管理サーバーに N1 System Manager ソフトウェアをインストールしていない場合は、次の各項目をお読みください。各項目では、個々のサイト準備作業の概要を順番に示し、また各作業に関連するマニュアルや作業手順を示しています。 システム要件の決定とネットワークの割り当てN1 System Manager の装置を準備する前に、次のようにサイトのアーキテクチャーとシステム要件を決定する必要があります。
上記の情報に基づき、次のことを決定します。
サイト計画を終了したら、装置を接続します。 次の作業は、管理可能なサーバーの準備、Microsoft Windows オペレーティングシステムをプロビジョニングする場合は RIS サーバーのインストール、および管理サーバーへのオペレーティングシステムのインストールです。これらの作業は、それぞれ並列に実施できます。 管理可能なサーバーの検出処理の準備N1 System Manager を使用して管理可能なサーバーを検出する前に、各管理可能なサーバーを次のように設定する必要があります。
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 サイト計画の手引き』の「管理可能なサーバーの設定」を参照してください。 ヒント – 管理可能なサーバーと RIS サーバーを設定するときに、OS と N1 System Manager ソフトウェアを管理サーバーにインストールします。 RIS サーバーの設定Microsoft Windows オペレーティングシステムを管理対象サーバーにプロビジョニングする場合は、『Sun N1 System Manager 1.3 サイト計画の手引き』の「Windows Remote Installation Service サーバーの設定」の説明に従って、リモートインストールサービス (RIS) サーバーを設定する必要があります。N1 System Manager の検出処理を実行したあと、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』の第 3 章「Windows オペレーティングシステムのプロビジョニング」に説明されているように、 Windows を管理対象サーバーにプロビジョニングできます。 管理サーバーへのオペレーティングシステムのインストールN1 System Manager をインストールする前に、管理サーバーにオペレーティングシステムをインストールする必要があります。
上記の各項目では、選択したオペレーティングシステムに応じた、ディスクドライブに関する考慮事項、およびインストールの手順を示しています。 管理サーバーにオペレーティングシステムをインストールしたら、次の項目に従って管理サーバーに N1 System Manager ソフトウェアをインストールします。 管理対象サーバーへの N1 System Manager ソフトウェアのインストールと環境設定管理サーバーへのオペレーティングシステムをインストールしたら、管理サーバーに N1 System Manager ソフトウェアをインストールし、設定します。N1 System Manager ソフトウェアが正常にインストールされたら、運用環境に合わせて N1 System Manager を設定します。 インストール処理では、必要なソフトウェアがすべてオペレーティングシステムにインストールされているかどうかが確認されます。必要なソフトウェアがインストールされていない場合は、通知が表示されるので、問題を解決してからインストールを続行できます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』の第 1 章「Sun N1 System Manager ソフトウェアのインストールと設定」を参照してください。 管理サーバーへの N1 System Manager のインストールが完了したら、N1 System Manager を設定します。
N1 System Manager の設定が完了したら、管理対象のサーバー台数に基づいて N1 System Manager のパフォーマンスを調整します。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』の「N1 System Manager のパフォーマンスチューニング」を参照してください。 N1 System Manager の調整が完了したら、最後に、この後の各節に従って N1 System Manager の本稼動を準備します。本稼動の準備では、N1 System Manager にログインし、ユーザーアカウントとロールを設定し、管理対象サーバーの検出とプロビジョニングを行い、保守を設定し、N1 System Manager の保守を行います。 N1 System Manager へのアクセスN1 System Manager ソフトウェアのインストールが完了すると、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「コマンド行を使用した N1 System Manager へのアクセス」で説明しているように N1 System Manager にアクセスできるようになります。そのための手段としてコマンド行インタフェースとブラウザインタフェースの両方が用意されています。ブラウザインタフェースには、コマンド行も統合されています。 ブラウザインタフェースの画面構成は、次の図のようになっています。図のあとで、番号を付けられた各部について簡単に説明します。 図 2–2 N1 System Manager ブラウザインタフェースの画面構成
N1 System Manager のアクセスについては、「N1 System Manager へのアクセス」 を参照してください。 N1 System Manager のユーザーとロールの設定管理サーバーのスーパーユーザー (root) アカウントは自動的に設定され、N1 System Manager にアクセスできるようになります。サーバーを管理する他のユーザーとロールを定義することも可能です。いつでも、新しいユーザーを設定できます。N1 System Manager では、ロールに基づくセキュリティー機能によって、システムへのユーザーアクセスを制限できます。 新しいユーザーの作成と、ユーザーが N1 System Manager 機能を使用するためのロールの作成については、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「ユーザーの管理」および『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「ロールの管理」を参照してください。 N1 System Manager の管理この節では、N1 System Manager の管理作業の大まかな流れをフローチャートで示します。また、各作業の概要と、関連するマニュアルや作業手順を示します。 この章では、次の内容について説明します。 N1 System Manager の管理作業の流れ次の図に Sun N1 System Manager の大まかな管理作業の流れを示します。 図 2–3 N1 System Manager の管理作業の流れ
N1 System Manager によって、コマンドラインインタフェースを使用した Grid Engine ソフトウェアのプロビジョニングができます。また、ブラウザインタフェースを使用してグリッドのステータスを監視することができます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 Grid Engine プロビジョニングおよび監視マニュアル』を参照してください。 続く節では、上に示した N1 System Manager のそれぞれの管理作業の概要と、関連するマニュアルや作業手順を示します。 管理可能なサーバーの検出N1 System Manager の検出処理を使用して管理可能なサーバーの検出/識別をしてから、管理可能なサーバーの監視/管理を行います。管理可能なサーバーの検出、識別、およびネットワークアクセスの設定は、検出プロセスを使用して行います。検出プロセスを実行するには、ブラウザインタフェースの「検出」ボタンをクリックするか、「コマンド行」区画で discover コマンドを実行します。管理可能なサーバーは検出されると、管理対象サーバーと呼ばれます。 注 – 管理可能なサーバーは、3 つの異なる方法で検出されます。
検出方法の詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「検出方法の選択」を参照してください。 管理対象サーバーは、ブラウザインタフェースの「システムダッシュボード」タブに表示されます。また、「コマンド行」区画で show server all コマンドを入力すると、すべての管理対象サーバーの一覧を取得できます。必要に応じて、検出処理を実行した後、業務や組織のニーズに合わせて管理対象サーバーをグループ化できます。 また、N1 System Manager ブラウザインタフェースやコマンド行を使用して、管理対象サーバーで次の管理作業を行うことが可能です。
N1 System Manager の主な管理作業の概要を、次の各項目に示します。 イベント通知の設定N1 System Manager では、N1 System Manager 内または管理対象サーバーでイベントが発生したときに、電子メールや SNMP の通知が送信されるように設定できます。必要とされるさまざまな状況に応じた通知規則を作成することができます。通知の設定は、コマンド行からのみ行うことができます。 通知の設定については、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「イベント通知の設定」を参照してください。 プロビジョニング可能なサーバーへのファームウェアアップデートのインストール管理対象サーバーにはじめてファームウェアアップデートをインストールする作業は、次の 2 つのステップに分かれます。
適格な管理対象サーバーのファームウェアのバージョンの一覧は、『Sun N1 System Manager 1.3 サイト計画の手引き』の「管理可能なサーバーのファームウェア要件」を参照してください。 ファームウェアアップデートの手順は、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』の第 6 章「ファームウェア SP、BIOS、および ALOM アップデートの管理」を参照してください。 管理対象サーバーへの OS のインストールN1 System Manager の核となる機能の 1 つに、単一のインタフェースから複数の管理対象サーバーに OS をインストールする機能があります。管理対象サーバーにはじめて OS をインストールする作業は、次の 3 つのステップに分かれます。
特定の OS についてステップ 1 を行い、ステップ 2 にある適切な OS プロファイルを作成した後は、OS のインストールは、複数のサーバーであっても 1 つのステップで行えるようになります。 管理対象サーバーへの OS アップデートのインストール管理対象サーバーに OS をインストールしたら、N1 System Manager で OS アップデートをインストールできます。OS アップデートは、管理対象サーバーの OS に応じて、Solaris のパッケージやパッチ、または Linux の RPM のいずれかで構成されます。サーバーにはじめて OS アップデートをインストールする作業は、次の 3 つのステップで行います。
詳細は、次を参照してください。
N1 System Manager ジョブの監視ジョブは、N1 System Manager で主なアクションを行うたびに 1 つ作成されます。ジョブのログを使用して、現在実行中のアクションのステータスを監視したり、ジョブが終了したかどうかを確認したりできます。ジョブの監視は、1 つ以上の管理対象サーバーへの OS ディストリビューションへのインストールのように、終了までに長時間かかる可能性がある N1 System Manager のアクションに特に有用です。 ジョブは、ブラウザインタフェースの「ジョブ」タブあるいは show job コマンドで監視できます。ブラウザインタフェースの場合は、ページ最上部のフレームにある「実行中のタスク」欄に実行中のジョブ数が表示されます。 ジョブの管理と監視については、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「ジョブの管理」を参照してください。 管理対象サーバーの監視N1 System Manager には、ハードウェアと OS リソースの健全性属性、ファイルシステム、およびネットワーク接続を監視する機能があります。監視対象の OS リソースの健全性属性については、しきい値を変更できます。監視により、単一のアクセスポイントからすべての管理対象サーバーのステータスを追跡できます。 注 – デフォルトでは、管理対象サーバーでハードウェアの健全性を監視します。OS リソースの健全性のしきい値を修正するには、管理対象サーバーに OS 監視機能を追加する必要があります。 監視については、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の第 6 章「サーバーおよびサーバーグループの監視」を参照してください。 |
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