StarSuite 8 管理ガイド
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第 3 章 ユーザーインターフェースのカスタマイズ

この章では、StarSuite のユーザーインターフェース (UI) 要素をカスタマイズする方法を説明します。

カスタマイズした XML 設定ファイルの作成

StarSuite は、ほとんどの UI 設定を Extensible Markup Language (XML) 形式で格納します。UI コンポーネントは XML をベースとした User Interface Language (XUL) で定義され、XML ファイルに格納されます。

StarSuite の「カスタマイズ」ダイアログボックスでは、ほとんどの UI コンポーネントを変更できます。たとえば、このダイアログを使用すると、Writer にカスタムメニューを追加できます。

また、XML の UI 設定ファイルを編集しても、UI コンポーネントを変更できます。StarSuite UI コンポーネントの XML 要素と属性については、「テキストエディタの使用」を参照してください。

「カスタマイズ」ダイアログボックスの使用

「カスタマイズ」ダイアログボックスを使用すると、次の UI コンポーネントを変更または作成できます。

  • メニュー

  • ショートカットキー

  • ツールバー

  • イベント

変更は XML 設定ファイルに保存されます。「カスタマイズ」ダイアログボックスで変更を行なったあと、作成した XML 設定ファイルを使用すれば、ほかの StarSuite インストールに変更を適用できます。


注 –

個々の XML 設定ファイルの場所についての詳細情報は、「テキストエディタの使用」を参照してください。


Procedureメニュー、キーボードショートカット、ツールバー、およびイベントをカスタマイズする

手順
  1. UI 要素をカスタマイズする StarSuite プログラムを開きます。

  2. 「ツール」->「カスタマイズ」を選択します。

    「カスタマイズ」ダイアログボックスが開きます。

    図 3–1 「カスタマイズ」ダイアログボックス

    「カスタマイズ」ダイアログボックス

  3. カスタマイズする UI 要素のタブをクリックします。

  4. 変更を行い、「OK」をクリックします。

    変更は、StarSuite user ディレクトリ にある 1 つまたは複数の XML 設定ファイルに保存されます。これらのファイルのファイル名パスは、<StarSuite user ディレクトリ> /config/soffice.cfg/<modules>/<short module identifier>/<ui element type>/ <ui element name>.xml です。


    注 –

    StarSuite モジュールの短いモジュール識別子については、表 3–1を参照してください。


テキストエディタの使用

テキストエディタを使用しても、XML 設定ファイル内の UI 要素をカスタマイズできます。たとえば、Writer の「ツール」メニューからメニュー項目を削除するには、Writer の menubar.xml ファイルを開いて、そのメニュー項目に対応する XML 要素を削除します。あるいは、XML 設定ファイルを使用して、StarSuite の機能も制限できます。詳細情報は第 4 章「StarSuite の機能の制限」を参照してください。

StarSuite モジュールの次のコンポーネントの UI 設定はそれぞれ、別々の XML 設定ファイルに格納されます。

  • メニューバー

  • ショートカットキー

  • ツールバー

  • イベント

  • ステータスバー

  • 画像

これらの UI 要素の標準の XML 設定ファイルのファイル名パスは、<StarSuite インストール>/share/config/soffice.cfg/<modules>/<short module identifier>/ <ui element type>/<ui element name>.xml です。

たとえば、Writer メニューバーの XML 設定ファイルは、<StarSuite インストール>/share/config/soffice.cfg/modules/swriter/menubar/menubar.xml です。

次の表に、各 StarSuite モジュールの short module indentifier (短いモジュール識別子) を示します。

表 3–1 各 StarSuite モジュールの短いモジュール識別子

StarSuite モジュール 

短いモジュール識別子 

OpenOffice.org Writer

swriter

OpenOffice.org Writer/Web

sweb

OpenOffice.org Writer/Globaldocument

sglobal

OpenOffice.org Calc

scalc

OpenOffice.org Draw

sdraw

OpenOffice.org Impress

simpress

OpenOffice.org Math

smath

OpenOffice.org Chart

schart

OpenOffice.org Bibliography

sbibliography

OpenOffice.org BasicIDE

BasicIDE

OpenOffice.org Database QueryDesign

dbquery

OpenOffice.org Database TableDesign

dbtable

OpenOffice.org Database RelationDesign

dbrelation

OpenOffice.org StartModule (Backing Component)

StartModule

StarSuite 設定ファイルが使用する XML 要素と属性については、次の場所にある『OpenOffice.org XML File Format Technical Reference Manual 』を参照してください。

http://xml.openoffice.org/xml_specification.pdf

異なる StarSuite インストールへのカスタマイズしたユーザーインターフェースの適用

XML 設定ファイルを使用すると、カスタマイズしたユーザーインターフェースを 1 つまたは複数の StarSuite インストールに適用できます。

Procedureカスタマイズしたユーザーインターフェースをネットワーク上のすべてのユーザーに適用する

始める前に

マスター StarSuite インストールで、変更する UI 要素ごとに、カスタマイズした XML 設定ファイルを作成します。

詳細は、「カスタマイズした XML 設定ファイルの作成」を参照してください。

手順
  1. スーパーユーザーになります。

  2. マスターインストールの <StarSuite user ディレクトリ> /config/soffice.cfg/modules ディレクトリの内容を <StarSuite ネットワークインストールディレクトリ>/share/config/soffice.cfg/modules ディレクトリにコピーします。

  3. StarSuite を再起動します。

Procedureカスタマイズしたユーザーインターフェースを単一のユーザーに適用する

始める前に

マスター StarSuite インストールで、変更する UI 要素ごとに、カスタマイズした XML 設定ファイルを作成します。

詳細は、「カスタマイズした XML 設定ファイルの作成」を参照してください。

手順
  1. スーパーユーザーになります。

  2. マスターインストールの <StarSuite user ディレクトリ> /config/soffice.cfg/modules ディレクトリの内容を単一のユーザーインストールの <StarSuite user ディレクトリ>/share/config/soffice.cfg/modules ディレクトリにコピーします。

  3. StarSuite を再起動します。