SunOS リファレンスマニュアル 7 : デバイスとネットワークインタフェース
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Intro(7)

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名前

    Intro– 特殊ファイルの序章

機能説明

    本セクションは、システム上で利用可能なさまざまなデバイスとネットワークインタフェースについて説明します。説明されているインタフェースの種類には、文字型デバイス、ブロック型デバイス、STREAMS モジュール、ネットワークプロトコル、ファイルシステム、ドライバサブシステムとドライバクラスの ioctl 要求、などがあります。

    本セクションは次のように分けられています。

    (7D)

    システムは、さまざまなハードウェアデバイス (磁気テープ、シリアル通信回線、マウス、フレームバッファ、疑似ターミナルや疑似ウィンドウなどの仮想デバイス) 用のドライバを提供します。

    特定のハードウェア周辺装置やデバイスドライバを参照する特殊ファイル、STREAMS デバイスドライバについて説明しています。ハードウェアデバイスおよびそれに対応するデバイスドライバの特徴についても、適宜説明しています。

    アプリケーションは、デバイスの特殊ファイルを介してデバイスにアクセスします。デバイスドライバを使用するために必要なアプリケーションプログラムインタフェース (API) 情報と共に、デバイスの特殊ファイルは、デバイスにアクセスするために使用されるものとして指定されています。

    デバイス特殊ファイルはすべて /devices ディレクトリに置かれています。/devices ディレクトリ階層は、システム上に構成されているシステムバス、コントローラ、デバイスの階層構造を反映しようとします。/devices ディレクトリにある特殊ファイルの論理デバイス名は、/dev に置かれています。/devices に置かれているすべての特殊ファイルが、/dev ディレクトリに論理デバイス名を持っているわけではありませんが、アプリケーションは、可能な場合は論理デバイス名を使用してデバイスを参照します。論理デバイス名は、そのデバイスのマニュアルページの「ファイル」の項目に記載されています。

    セクション 7D には、該当する場合にはドライバ構成についても説明しています。多くのデバイスドライバには、driver_name.conf という形式のドライバ構成ファイルがあります (driver.conf(4) を参照)。ドライバ構成ファイルに記述されている構成情報は、ドライバやデバイスを構成するために使用されます。ドライバ構成ファイルは、ディレクトリ /kernel/drv および /usr/kernel/drv にあります。プラットフォームに依存するドライバの構成ファイルは、/platform/`uname -i`/kernel/drv ディレクトリにあります。`uname -i は、-i オプション付きの uname(1) コマンドの出力結果です。

    いくつかのドライバ構成ファイルには、ユーザーが構成できる属性が含まれています。ドライバ構成ファイルに加えた変更内容は、システムをリブートするかまたはドライバをいったん削除して再度追加すると、有効になります (rem_drv(1M) およびadd_drv(1M) を参照)。

    (7FS)

    SunOS でサポートされている複数のファイルシステムのプログラムインタフェースについて説明します。

    (7I)

    クラスまたはサブドライバに適用される ioctl 要求について説明します。たとえば、大部分のテープデバイスに適用される ioctl 要求については、mtio(7I) で説明しています。特定のデバイスにのみ適用される ioctl 要求については、そのデバイスのマニュアルページで説明しています。そのようなデバイスのマニュアルページは、セクション 7I に記載されている ioctl 要求に対する例外についても説明しています。

    (7M)

    STREAMS モジュールについて説明します。STREAMS ドライバについてはセクション 7D で説明します。streamio(7I) には、STREAMS モジュールとインタフェースを STREAMS フレームワークで操作するために使用される ioctl 要求のリストが含まれています。STREAMS モジュールに固有の ioctl 要求については、そのモジュールのマニュアルページで説明しています。

    (7P)

    SunOS で利用できるさまざまなネットワークプロトコルについて説明しています。

    SunOS は、ソケットに基づくネットワーク通信と、STREAMS に基づく ネットワーク通信をサポートしています。inet(7P) に記述されているインターネットファミリは、システムがその他多数のプロトコルをサポートしている場合でも、SunOS でサポートされる主プロトコルです。raw インタフェースによって、パケット分割や再アセンブリ、ルーティング、アドレス指定、ソケットに基づく実装における基本転送など、下位レベルのサービスが提供されます。通常、インターネットファミリプロトコルを使用する通信機能にアクセスするには、ソケットを結合する時に AF_INET アドレスファミリを指定します。詳細は、socket(3SOCKET) を参照してください。

    インターネットにおける主要プロトコルは、次のとおりです。

    • インターネットプロトコル (IP; Internet Protocol)。共通のデータグラム形式をサポートします。詳細は ip(7P) で説明されています。これは、AF_INET ドメイン中の SOCK_RAW 型ソケットのデフォルトのプロトコルです。

    • 伝送制御プロトコル (TCP; Transmission Control Protocol )。tcp(7P) を参照してください。これは、SOCK_STREAM 型ソケットのデフォルトのプロトコルです。

    • ユーザーデータグラムプロトコル (UDP; User Datagram Protocol)。udp(7P) を参照してください。これは、SOCK_DGRAM 型ソケットのデフォルトのプロトコルです。

    • アドレス解決プロトコル (ARP; Address Resolution Protocol)。arp(7P) を参照してください。

    • インターネット制御メッセージプロトコル (ICMP; Internet Control Message Protocol)。icmp(7P) を参照してください。

関連項目

コマンド一覧

    名前

    説明

    Intro(7)

    特殊ファイルの序章

    afb(7d)

    Elite3D グラフィックスアクセラレータドライバ

    bge(7D)

    Broadcom BCM5704 用 SUNW,bge Gigabit Ethernet ドライバ

    cpr(7)

    保存停止および復元再開モジュール

    cvc(7D)

    仮想コンソールドライバ

    cvcredir(7D)

    仮想コンソール入出力先変更ドライバ

    ecpp(7D)

    IEEE 1284 互換のパラレルポートドライバ

    fas(7D)

    FAS SCSI ホストバスアダプタドライバ

    ffb(7D)

    24 ビット UPA カラーフレームバッファーとグラフィックスアクセラレータ

    ge(7D)

    GEM GigabitEthernet デバイスドライバ

    glm(7D)

    GLM SCSI ホストバスアダプタドライバ

    hme(7D)

    SUNW,hme Fast-Ethernet デバイスドライバ

    m64(7D)

    PGX、PGX24、PGX64 フレームバッファーデバイスドライバ

    mpt(7D)

    SCSI ホストバスアダプタドライバ

    pm(7D)

    電源管理システムのドライバ

    qfe(7d)

    SUNW,qfe Quad Fast-Ethernet デバイスドライバ

SunOS 5.10  最終更新日 2004 年 11 月 1 日

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