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第 16 章 オプションとチューニング可能パラメータDTrace では、将来的なカスタマイズを見込んで、コンシューマにかなりのレベルの柔軟性が与えられています。DTrace 自体も、特別なチューニングがなるべく必要ないように、妥当なデフォルト値と柔軟なポリシーの下に実装されています。それでも、コンシューマ単位で DTrace の動作をチューニングしなければならない場合があります。この章では、DTrace のオプション、チューニング可能パラメータ、およびこれらを変更するためのインタフェースについて説明します。 コンシューマオプションDTrace のチューニングが必要なときは、オプションを設定したり有効にしたりします。以下の表に、使用可能なオプションを示します。一部のオプションには、対応する dtrace(1M) コマンド行オプションがあります。 表 16–1 DTrace コンシューマオプション
サイズを表す値には、k (キロバイト)、m (メガバイト)、g (ギガバイト)、t (テラバイト) のいずれかの接尾辞を付けることができます。時間を表す値には、ns (ナノ秒)、us (マイクロ秒)、ms (ミリ秒)、s (秒)、hz (秒当たりの回数) のいずれかの接尾辞を付けることができます。 オプションの変更D スクリプト内にオプションを設定するときは、#pragma D、文字列 option、オプション名を順に指定します。値をとるオプションの場合は、オプション名とオプション値を等号 (=) で結びます。以下に、有効なオプション設定の例を示します。 #pragma D option nspec=4 #pragma D option grabanon #pragma D option bufsize=2g #pragma D option switchrate=10hz #pragma D option aggrate=100us #pragma D option bufresize=manual dtrace(1M) コマンドでは、-x オプションの引数として、コマンド行でオプションを設定することもできます。次に例を示します。
無効なオプションを指定すると、dtrace は、オプション名が無効であるというメッセージを表示して終了します。
同様に、オプションに無効な値を指定すると、dtrace は値が無効であるというメッセージを表示します。
同じオプションを繰り返し指定した場合、先に指定されたオプションは、あとから指定されたオプションで上書きされます。grabanon など、一部のオプションは設定することだけが可能です。こうしたオプションを設定した場合、あとで設定を解除することはできません。 匿名状態を要求する DTrace コンシューマは、匿名を有効化するためのオプションを使用できます。匿名トレースの有効化については、第 36 章匿名トレースを参照してください。 |
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