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第 5 章 アカウンティングとレポートこの章の内容は次のとおりです。 アカウンティングおよびレポートコンソールの起動アカウンティングおよびレポートコンソールは、N1 Grid Engine 6 ソフトウェアとは別にインストールされます。インストールプロセスの詳細は、『N1 Grid Engine 6 インストールガイド』の第 8 章「アカウンティングおよびレポートコンソールのインストール」を参照してください。さらに、Grid Engine システムでレポート情報を収集できるようにする必要があります。レポートデータの集合を有効にする方法の詳細は、『N1 Grid Engine 6 管理ガイド』の「レポート統計 (ARCo)」を参照してください。
|
https://hostname:6789 |
UNIX アカウントにログインして、N1 Grid Engine 6 ARCo を選択します。

ログインに成功したら、N1 Grid Engine 6 ARCo アプリケーションを選択します。「Overview」ページが表示されます。ページには定義済みの ARCo クエリーが一覧表示されています。

ARCo アプリケーションへの直接リンクは https://hostname:6789/console/login/Login?redirect_url=%22/reporting/arcomodule/Index%22) です。
「Result List」タブを選択すると、格納されているすべてのクエリーの結果が表示されます。「Query List」をクリックすると、「Query List Overview」ページに戻ります。

クエリーでは、検索するデータセットを設定します。ユーザーは簡単なクエリーを作成すると、システムがユーザーのために SQL クエリー文字列を生成します。SQL に精通している場合は、自分でクエリーを記述して、高度なクエリーを作成することもできます。
「Query List」ページで「New Simple」ボタンをクリックします。
3 つのタブがある次の画面が表示されます。この画面には、クエリーのカテゴリや説明などの一般的な情報が表示されます。この情報は省略可能です。「Simple Query」タブでクエリーを定義し、「View」タブではクエリーの結果の表示方法を定義します。

「Simple Query」タブをクリックすると、「Simple Query Definition」ページが表示されます。このページは、次の部分に分かれています。
クエリーを事前定義するための、データベーステーブルまたはビューの選択に使用する「Table/View」ドロップダウンメニュー
関連するすべてのフィールドが 1 行ずつ表示される「Field List」
クエリーに対してフィルタ条件を定義するための「Filter List」
クエリーの結果エントリの数を制限するための「Row Limit」テキストボックス

簡単なクエリーを作成する方法を次の手順で簡潔に示します。
テーブルリストからテーブルを選択します。

表示するフィールドを定義します。

「Field Function」はフィールドで使用される機能を説明します。「Field Function」でサポートされている値を次の表に示します。
|
機能 |
説明 |
|---|---|
|
VALUE |
フィールドの現在値を使用します。 |
|
SUM |
フィールドの値を累積します。 |
|
COUNT |
フィールドの値の数をカウントします。 |
|
MIN |
フィールドの最小値を取得します。 |
|
MAX |
フィールドの最大値を取得します。 |
|
AVG |
フィールドの平均値を取得します。 |
「Field Name」は、選択されたテーブル内のフィールドです。
「User Defined Name」では、より意味のある名前を表示させることができます。
「Sort」では、必要に応じて各フィールドのソート順を定義できます。
(オプション) フィルタを定義します。
フィルタを定義する前に、1 つ以上のフィールドを指定してください。
「AND/OR」は 2 番目以降のフィルタでは必須です。この項目により、前のフィルタ条件と論理的な関連付けを行います。
「Field Name」は、フィルタ対象のフィールドの名前です。フィールドがユーザー定義の名前を持つ場合、それが選択リストに表示されます。その他の場合は、生成された名前が表示されます。
「Condition」フィールドでは、データベースからの値のフィルタリングに使用される演算子を指定します。サポートされている演算子を次の表に示します。
|
フィルタ |
シンボル |
説明 |
要件数 |
|---|---|---|---|
|
Equal |
= |
値は「Requirement」と同じでなければならない |
1 |
|
Not Equal |
<>、!= |
値は「Requirement」と異ならなければならない |
1 |
|
Less Than |
< |
値は「Requirement」未満でなければならない |
1 |
|
Less Than or Equal |
<=, ≤ |
値は「Requirement」以下でなければならない |
1 |
|
Greater Than |
> |
値は「Requirement」より大きくなければならない |
1 |
|
Greater Than or Equal |
>=, ≥ |
値は「Requirement」以上でなければならない |
1 |
|
Null |
値はヌルでなければならない |
0 |
|
|
Not Null |
値はヌルであってはならない |
0 |
|
|
Between |
値は指定された値の間になければならない |
2 |
|
|
In |
値は指定されたリストの要素の 1 つと等しくなければならない |
1 以上 |
|
|
Like |
値は指定された「Requirement」を含まなくてはならない |
1 |
「Requirement」フィールドには、クエリーの戻り値をフィルタリングするために使用される値が含まれます。次の表に、「Requirement」フィールドに入れられる項目の例を示します。
between 条件で使用
like 条件で使用
like 条件で使用
like 条件で使用
in 条件で使用
(オプション) データセットの数を制限します。
データセットの数を制限するには、「Limit Query To First」チェックボックスを選択します。次に、戻り値となるデータセットの数を入力します。

「Save」をクリックし、クエリーを保存します。

次の図に「Save this Query As」画面を示します。「Query Name」フィールドでクエリーに名前を付け、「Ok」をクリックします。

クエリーを保存すると、変更された「Simple Query」画面に戻ります。
クエリーのビューを変更するには、「View」タブを選択します。
保存したクエリーに対するビューを作成するには、次の手順を実行します。
「Overview」ページの「Query List」からクエリーを選択します。
「Edit」ボタンを押します。
「View」タブをクリックします。
クエリーの現在のビューが表示されます。
クエリーの結果をどのように表示するかを宣言します。
ビュー構成には、3 つの異なるセクションを追加できます。また、クエリーに関する追加情報を表示するかどうかを決定し、どの順番で表示するかも設定できます。

上部には、可能な場合に関連するセクションにジャンプするためのジャンプリンクがあります。ジャンプ可能なセクションには、「Database Table」、「Pivot Table」、および「Graphic」があります。「View Configuration」セクションは常に表示可能で、「Common」タブに入力されたクエリーの説明、フィルタリストに設定されているフィルタ条件、およびクエリー定義で作成した SQL 文や高度なクエリー用の SQL タブの内容を表示するかどうかを切り替えることができます。
「Add Database」、「Add Pivot」、「Add Graphic」をクリックすると、対応するセクションが追加されます。
一部のクエリーでは、可能なビュー選択肢のサブセットだけが意味を持ちます。たとえば、選択対象の列が 2 つしかない場合は、ピボットは意味を持ちません。
「Database Table」では、表示する必要のある列を選択して、「Name」の下に追加し、「Type」および「Format」を調整します。列は、追加した順番で表示されます。このレポートで選択した項目は、データに適用されるフィルタには影響されません。

「Pivot Table」では、ピボット列、行、およびデータエントリを追加し、列の名前、タイプ、形式を選択します。エントリを別のピボットタイプに移行するには、「Pivot Type」でタイプを選択します。

「Graphic」セクションでは、クエリーデータをさまざまなタイプのグラフに貼り付けることができます。「Diagram Type」ドロップダウンメニューでは、次のタイプのグラフが使用できます。
棒グラフ
棒グラフ (3D)
積み重ね棒グラフ
積み重ね棒グラフ (3D)
円グラフ、円グラフ 3D
折れ線グラフ
積み重ね折れ線グラフ
次の 3 つのタイプのグラフが使用できます。
棒グラフ
円グラフ
折れ線グラフ
棒グラフおよび円グラフは、3D 効果を使用して表示できます。棒グラフおよび折れ線グラフは、積み重ねグラフ (y 軸の値が集計されたグラフ) として描画できます 。

「Save」または「Save As」をクリックして、クエリーに対するビュー構成を保存します。
「Run」をクリックして、クエリーを実行します。
図の系列を定義するには、2 つの方法があります。
列からの系列: 列のすべての値が系列に追加されます。系列の名前は列ヘッダーです。
行からの系列: 列のすべての値によって系列が定義されます。系列の名前は、ラベル列の値によって定義されます。系列の値は、値列によって定義されます。

結果を円グラフで表示するには、次の構成を選択します。

複数の円グラフで結果が表示されます。

次のクエリーは、すべての部署に関する CPU、I/O、およびメモリー使用量を集計します。

結果を棒グラフで表示するには、次の構成を選択します。

部署ごとに 3 本の棒グラフで結果が表示されます。

「Query List」画面のリストからクエリーを選択します。
「Edit」をクリックします。
選択した「Simple Query」画面が表示されます。
簡単なクエリーの作成と同じように、タブ間を移動して変更内容を入力し、「Simple Query」画面を変更します。
変更したクエリーを保存または実行します。
アカウンティングおよびレポートコンソールのこの機能を使用するには、SQL クエリーを記述した経験が必要です。
「Query List」画面で「New Advanced Query」をクリックします。
テキストボックスに SQL クエリーを入力します。
これは、簡単なクエリーで可能な処理との唯一の違いです。

クエリーを保存または実行します。
「Query List」画面のリストからクエリーを選択します。
「編集」をクリックします。
完成した「Advanced Query」画面が表示されます。
SQL クエリーを変更します。
変更したクエリーを保存または実行します。
高度なクエリーにおける実行時バインディングの構文は、次のとおりです。
LATEBINDING{ <column>;<operator>;<default value> }
<column> name if the latebinding
<operator> a SQL operator (e.g. = < > in .. )
<value> default value (e.g. 'localhost' )
select hostname from sge_host where LATEBINDING{hostname, like, 'a%'}
select hostname from sge_host where LATEBINDING{hostname, in, ('localhost', 'foo.bar')}